プログラム詳細

不動産・教習所・タクシー・食品加工・製造業の５業種６社を運営している企業。

メイン事業の1つである小売会社では、2011年3月10日にミニスーパーを開店し、翌日東日本大震災にて被災するという衝撃的な事態を経験しました。
地域の方に少しでも貢献するべく、震災直後からスーパーを開け、近隣地域の多くの方々に食品を提供することから事業を開始したのです。

4年後の2015年7月、各店の味、地域の食材をお弁当にして届ける「シェフズ弁当」事業をスタート。復興需要がなくなることを見越して、地域の店が商圏を拡大できるようにと始めた事業であり、その背景には、「食を通して、地域と消費者をつなげプラットフォームになりたい」という強い思いがありました。
現在は弁当の宅配事業も開始したほか、加工品の開発にも力を入れ、着実に販路を広げています。
常に地域課題に向き合い、「地域を和にする」ことを大切に経営している同社との交流は、事業の意義を見つめなおし、未来を切り開いていくためのヒントに満ちています。