震災で大きな被害を受けた水産業を再起させるべく創業し、地域の水産業活性化のために数々の挑戦をしている会社の話を聞き、意見交換することができます。
所要時間:1.5時間~
主な流れ:ヒカリフーズの取り組みについてのお話+セッション
必要なもの:特になし(外を1時間弱歩くため、冬はあたたかい服装でお越しください)
定員:3人以上|最大10人まで
会場:未定
対応言語:日本語
2011年3月11日の東日本大震災によって、釜石の水産業は大きな打撃を受けました。
撤退を余儀なくされた企業や、再建に躊躇している企業が沢山見られたのです。そんな釜石の水産業を再起させるべく、震災からわずか5か月後に創業したのが、この会社です。
「ヒカリフーズ」という社名には、“復興への希望の光”となることと、“地域にとって将来にわたり光り輝く存在であり続けたい” との思いを込めました。
創業以降は、釜石の復興に尽力。また、水産業の更なる活性化のため、釜石で水揚げされた魚の「ブランド化」に取り組み続けています。
同時に魚の養殖(1次産業)から関与し、店舗運営(3次産業)までを一貫して行う、いわゆる「6次産業化」にも積極的に挑戦。
さらに雇用創出の面においては、時短勤務での仕事を用意。時間などの制約はありつつも就労には意欲的な人材を積極的に受け入れ、その力をフル活用しています。
地域や人への思いやりにあふれている同社の話は、原点に立ち戻り、 「働く意義」 や、「人生で本当に大切なもの」をもう一度見つめ直すきっかけになることでしょう。仕事だけではなく、人生を豊かに生きるためのヒントに満ちています。
ヒカリフーズのことを知る:釜石ブランド マイナスからの挑戦
https://www.foresight.ext.hitachi.co.jp/_ct/16935403
冷凍イカ×トヨタ生産方式 果たして何が変わったか
https://toyotatimes.jp/report/10years_after_the_arthquake/142.html
釜石ヒカリフーズ 代表 佐藤正一氏
岩手県盛岡市出身。東北銀行社にて県内各地の支店業務を担当したのち、釜石市内に工場を持つ水産加工会社に入社。東日本大震災で被害を受けた水産業を再起させるべく、震災5か月後の2011年8月に創業しました。