釜石を体感する研修プログラム
04 サステナビリティ
釜石の森林・
バイオマス発電から
考えるSDGs学びプログラム
- 林業の現場で、
持続可能なエネルギーを学ぶ -
本プログラムでは、釜石地方森林組合との連携のもと、三陸の山々で実際の林業体験を行いながら、森林組合が担ってきた業務の重要性と木質バイオマス発電に関する学びを深めます。震災や山火事という厳しい経験を乗り越えてきた森林組合の現場と、それを支える人々の想いに触れることができる、釜石ならではの特別なプログラムです。

また、収集木材を基にバイオマス発電量を試算することで、再生可能エネルギーの具体的効果を可視化し、SDGs達成に向けた行動変容を促します。

案内役は、震災後、市内外の企業や団体とのパートナーシップを築きながら、地域に根ざしたSDGsの実践に取り組んできた釜石地方森林組合の参事・高橋幸男氏をはじめ、職員の皆様です。復興への道のりや現場での課題、持続可能なエネルギーへの取り組みなど、多角的な視点から、地域と共に歩む林業の今をお伝えします。
プログラム内容(所要時間:約4.5時間) ※短縮可
林業体験:林業の現場での伐採・木材収集作業
釜石市内の山林で、間伐材の処理や枝葉などの林地残材を実際に収集。山林と向き合う現場の空気に触れながら、実地での作業体験を行います。
学びの講座:木質バイオマス発電についてのレクチャー
釜石市内で進められている木質バイオマス発電の仕組みを学部とともに、体験で収集した木材の発電量を算出。エネルギーと森林の循環、そして私たちの日常の関わりについて、実感を伴った学びを提供します。
アクション共有:持続可能な社会のためにできることを考える
自身のエネルギー消費を見つめ直し、森林と自然を守るために取るべき行動を言語化。参加者同士でアクションを共有し、明日からの一歩へとつなげます。
対応情報
  • 定員:10〜20名まで
  • 会場:釜石地方森林組合および周辺の森林現場
  • 資料対応言語:日本語(多言語はご相談ください)
  • 備考:山中での作業を含むため、動きやすく汚れても良い服装・長靴・手袋・雨具をご持参ください(長靴・手袋はレンタル可)。
講師
高橋 幸男(YUKIO TAKAHASHI)
釜石地方森林組合参事
注力した。支援で訪れた民間企業と積極的に連携し、日本初となる民間の林業人材育成スクールの開校を実現。最新技術を導入し、木材の効率的な管理・供給体制を構築するとともに、バイオマス発電の燃料供給にも取り組み、釜石の持続可能な地域づくりを牽引している。
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