釜石を体感する研修プログラム
04 サステナビリティ
森林体感プログラム
- 釜石の里山を歩き、
森林の役割を五感で感じ、
森林資源の活用方法を探る -
本プログラムでは、森林インストラクターとともに、釜石の森林を実際に歩きながら、「林業」「森林管理」「森林資源の活用」について体感的に学びます。

釜石市は、総面積の約9割を森林が占めています。海の恵みに支えられた漁業の町として知られていますが、実はその豊かな海の生態系は、森林の健全な管理に深く支えられています。一方で、林業の担い手不足や資源の有効活用といった課題も存在しています。

そうした背景を踏まえ、本プログラムでは、森林を「地域資源」として捉え直し、持続可能な林業の可能性を探ります。散策や作業体験といった実践活動は、自然資本との関係性を見つめ直し、循環型社会の実現に向けたヒントを得る機会となるはずです。
プログラム内容(所要時間:約3時間) ※短縮可
森林散策:森林インストラクターによるガイド付き
釜石の森林を歩きながら、林業の基礎、動植物の知識、地域資源としての森林の魅力を学びます。
作業体験(例1):薪割り・遊歩道整備・炭焼きなど
森林整備の一端を体感しながら、その意義を学びます。循環する資源と里山の役割を肌で感じていただけます。
作業体験(例2):カエデ樹液の試飲・煮詰め・味わい
釜石の森に自生するカエデの樹液を煮詰め、メープルシロップへと変わる工程を体験。自然の恵みが製品になるまでの手間と時間を、香りとともに味わいます。
対応情報
  • 定員:5〜15名まで
  • 会場:釜石の里山
  • 資料対応言語:日本語(多言語はご相談ください)
  • 備考:汚れてもよい服装、トレッキングシューズなど山歩きに適した靴をご用意ください。
講師
石塚 勇太(YUTA ISHIZUKA)
森林インストラクター /
岩手県環境アドバイザー
岐阜県立森林文化アカデミーを卒業後、2017年に岩手県へ移住。林業関連団体勤務を経て、2020年に独立。現在は岩手県沿岸部を中心に森林整備事業に携わるほか、県内各地で森林インストラクターとして自然観察会などを企画・実施し、人と森をつなぐ活動を行っている。
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