釜石を体感する研修プログラム
02 組織マネジメント
避難所運営体感ワークショップ
- 被災直後の混乱を模擬体験し、
非常時の判断と連携を学ぶ -
本プログラムでは、災害発生直後を想定し、避難者の誘導や炊き出しの準備など、避難所運営の一連の流れを模擬的に体験していただきます。限られた資源と時間の中で多様なニーズに対応する難しさや、混乱のなかで求められる判断力・対応力を、臨場感をもって学びます。

体験を通じて、非常時におけるリーダーシップやマネジメント力、チームで協働することの大切さに気づくとともに、日常からの備えの必要性を実感いただけます。
プログラム内容(所要時間:約4時間) ※短縮可
ケースワーク ①:避難者誘導
震災直後の避難者を避難所へ迅速かつ的確に誘導し、発生するトラブルに対応しながら最適な判断力を養います。
振り返り
多様な避難者のニーズすべてに応えることの困難さを実感しながらも、限られた状況で最適解を導くために何が必要だったのか、参加者間で議論します。
ケースワーク ②:炊き出し
限られた道具や食材で避難者のための炊き出しを準備。不足する物資を工夫しながら、柔軟な発想と応用力を発揮します。
振り返り
未来の災害時に備え、今回の体験から事前に準備すべきものや工夫点について参加者それぞれの視点で学びを共有します。
総括
全体を通しての体験を振り返り、参加者間で意見を交換し合うことで、理解を深め、今後の防災活動やリーダーシップに活かすポイントを整理します。
対応情報
  • 定員:5〜20名まで
  • 会場:根浜レストハウス
  • 資料対応言語:日本語(多言語はご相談ください)
  • 備考:外での作業が多いため、汚れても良い動きやすい服装でご参加ください。
講師
川崎 杏樹(AKI KAWASAKI)
語り部・防災ワークショッププランナー /
いのちをつなぐ未来館(株式会社かまいしDMC)スタッフ
東日本大震災当時、中学2年で被災し、津波からの避難を経験。以降、語り部として活動を続け、現在は釜石市の防災学習施設「いのちをつなぐ未来館」で語り部とプログラム運営を担当。実体験に基づいた語りとワークショップを通じて、組織づくりや危機対応に活かせる「命を守る行動の本質」を伝えている。
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